IPアドレスとMACアドレスの違い


通信する際にIPアドレスは送信元、あて先というように、「誰に届けるか、誰からの届け物か」
といった意味合いで使われます。「IPアドレスだけで通信できるのではないか」と思ってしまうかもしれません。
しかし、異なるLANにある場合などは届ける際に、ルータというLAN同士をつないでいる装置を
通過しなければならない。下の図にその例を示す。



ルータは自分のあて先でないデータは「自分が処理すべきデータではない」と判断して削除してしまう。
果たして送られてきたデータのあて先IPアドレスだけでルータは「これは自分が処理すべきデータ」と
判断するだろうか?答えはNoである。何故なら、このIPアドレスは送信先のアドレスをさしていて、
ルータをあて先としていないからである。ではどうするか。
ここでMACアドレスの登場である。MACアドレスを使用し、あて先をルータのMACアドレスとしておけば
よい。そうするとルータはMACアドレスを見て、「これは自分が処理すべきデータ」と判断してくれる。
これによりデータは正常に処理され、相手側に正常に送信される。このようにIPアドレスとMACアドレスは
通信する際に役割が違うのである。